vol.7「自分軸での企業選び・志望動機について」

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今回は事例ベースでのお話をさせてもらいます。

商社志望【だった】A君は商社を第一志望に就職活動をおこなってきていました。海外でスポーツ留学をし、現地の一流プレーヤーたちとスポーツをする中で、日本人の強みに気づいたそうです。聞くとチームスポーツにおいて日本人の特性はバランスをとり、高い技術を持ち、パスで人と人とをつなぐ強みがあり、そこは海外の選手と比較したときに一つの長所であるとのことでした。そこで彼はその長所が商社の人と人とをつなぐ点、強いてはトレードに似ているということで彼の強みとして志望動機としていました。

 

さてどう感じられますか??

 

結論から言うとこの志望動機は話からすると日本人全てに当てはまるものであり、強いては商社だけでなく、何かと何かをつなぐ職業には全て当てはまるものであり、志望動機としては極めて弱いものでした。その上、彼の話になんでを3回程繰り返すと、彼の本当の強みはパスで人をつなぐことではなかったのです。

 

何故このようなことが起きたのか??

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これは潜在的に【商社に入りたいという想いが強すぎ、商社軸での自己分析を行っていたこと】に起因しており、自分の本当の強みからみて商社にマッチしていたものではなかったのです。商社=海外、トレード(ものとものをつなぐ)という発想に無理矢理エピソードを紐つけたものだったのです。さらに結論から話すと彼とよくよく話をしていると結論としては現時点で商社を志望する理由はあまりなかったのです。決してネガティブな話ではなく、彼はとても素晴らしい人格を持っているので、このことに気がつけたことをとても大きな収穫と捉えていました。

 

この話は決して他人事ではなく、就職活動をしている学生の6・7割の学生が必ず最初に陥るポイントです。すぐに気がつくことができ、軌道修正した学生は必ずといっていいほど、自分らしい就職活動を行い、企業でも活躍しています。
一方逆のパターンで、いつまでも気がつけない学生はどんどん深みにはまっていきます。企業側も本気のエピソードでなければ、面接を一度すれば見抜いてしまいます。要するに皆さんに気をつけてもらいたいのは、悩んでいる今だからこそ、あまり深く考えずに魅力的だと感じた企業に自分を合わせることだけは絶対にやめてほしいということです。
自分軸で見て、魅力的だと感じた企業を、自分軸でアピールしてください。

 

企業に媚びへつらうのではなく、自分の強み、人生軸での企業選びを必ずしてください。

 

きっとその先には素晴らしいキャリアが待っています!
一緒に頑張りましょう!

 

Criacao/丸山和大