vol.6「ES(Entry Sheet)について2」

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今回は皆さんがそろそろ書き始めているESについて、いくつか記載させてもらいます。

 

①ESの一貫性について

大事なこととして、ESでは全体の構成の中で、一人の人間であることが【一貫性を持って主張されている】という状態となっていることが、相手にとって伝わりやすい状態です。一貫性とは自分の軸です。心の底からそうだと思う自分の軸をぶらすことなく伝えていきましょう。

 

②ESの3大質問について

Ⅰ.学生時代の経験、Ⅱ.自己PR、Ⅲ.志望動機。
上記質問は、学生時代=過去の自分、自己PR=現在の自分、志望動機(会社に貢献できるできる人材か、自分にとって有意義な企業か?)=未来の自分、という過去から始まり、現在、未来という未来予想図にもなっているのです。
歴史に学び、未来を作る⇒就職活動は自分の歴史を遡って、自分の価値観を理解する貴重な機会であり、かつ企業側からすると過去から未来への一貫性からその人の特性を理解したいと考えています。要するに過去から現在・未来に向けてどういった【習慣】を持っているかを知りたいのです。自分だけの就職活動です。仮に志望動機が似ていても、過去の人生経験が全く違えば、面接官にとっては全く別の学生となるのです。社会人から必死に志望動機等を盗もうとする学生がいますが、それはあまり意味をなしません。自分のキャリアは自分でしか探せません。

 

自分の歴史を知り、未来を作っていきましょう!
どんな人の歴史も、皆素晴らしい歴史です。自信を持って語ってください。

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③自己PRとの志望動機のつながりが見えない

「志望動機の考え方の理解不足」からきているものです。志望動機を何のために企業が聞くのか?という原点に立ち返れば分かるかと思います。ここで分かりやすく例をあげましょう。商社の志望動機として、『過去の自分の海外経験において、貧困国で食べ物も十分に食べられずにいる子供を見て、日本の豊かな食生活を世界中に広めたいと心から思っています。』、ということがあるとしましょう。これはESに書くべき志望動機でしょうか??結論から言うと、企業を志望する個人的な理由にはなっても、決して企業が求めている志望動機ではない、ということです。ここで企業側の担当者としての視点に切り替えてみましょう。この志望動機は学生が企業を志望する理由にはなっても、企業が学生を採用したいと思う理由にはならないという致命的な欠点があるのです。

 

この例文の中に、何一つ自分が行動を起こしてこの問題を解決するために貢献している様子がないのです。
サッカーで例えると、プロサッカーチームに自分を売り込みに来た選手が『僕はメッシのプレーが大好きで、バルセロナでメッシのプレーをみたことがきっかけでバルセロナに入りたいと思っています。』というようなものです。普通なら『僕はメッシのプレーが好きで、練習を重ね、今では日本の大学生の中では誰にも負けないドリブルを身につけ、大学選手権でドリブルを武器に得点王になり、この力を使ってバルセロナに入り、メッシの代わりになって世の中に感動を与えたいのです。』と言いますよね。これが正しい志望動機だと思います。

この志望動機であればチーム側にも選手としてとるメリットが発生しますね。過去・現在の自分の能力が企業にどう活きる、だから志望する。この流れを決して忘れないでください。自分のESを見直し、志望動機が本当に相手目線になっているか、本当の自分が出ているか、確認しましょう。

 

部活も本格化してきて、大変かと思いますが、この自分と向き合うは必ず将来の自分の糧になります!
頑張りましょう!!

 

Criacao/丸山和大