vol.2「人生の二つのアプローチ」

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今回は自分の生き方について考えてみましょう。

この話は自分が商社時代にオーストラリア出張の際のセミナーにて聞いた人生の二つのアプローチについてです。人の人生は大きく二つのタイプに分かれます。

①エベレスト型
②サハラ砂漠型

 

はっ?と思われた方もいらっしゃるかと思います。僕も思いました笑 しかしこの考え方は僕はとても納得感のある考え方だと思っています。

 

エベレスト型は明確に自分のゴール(頂点)が設定できていて明確に逆算をして人生を進めているタイプ。例えば、今は山の5合目で、あと○日で頂点にたどり着くために、自分の食料はどれだけ残しておいて、今日はどのくらい歩いて、どの場所にテントを張って休むか、明確に逆算できます。このタイプの人は就職活動においては割と明確な方向性を持ちやすいかと思います。

 

サハラ砂漠型はエベレストほど、明確なゴールはないのだけれど、砂漠を抜けるためにコンパスを持って、それとなく一定の方角へ進み、近くのオアシスに立寄、迂回をしながらも最終的にはゴールにたどり着くタイプ。その場その場では目先のオアシスを探し求めるのだけれど、コンパスによって、なんとない方向感は持っていて、そこの過程で自分の方向性を見つけ出していくタイプです。

 

この二つは決してどちらがいい、どちらが悪いの議論ではありません。どちらも素晴らしい生き方です。今の時点での生き方に過ぎません。サハラ砂漠タイプはどちらかというと就職活動においては色々なことが目に入ってしまいますが、問題ないです。

 

きっとコンパスの方向が間違っていなければ、迂回をするかもしれませんが、その迂回の中でも色々な発見をして、結果ゴールにたどり着けます。今たくさんの体育会学生の皆さんに会わせてもらっていますが、感じることとしては、エベレスト型はとても少ない、ということです。それでいいと思います。

 

けれどたくさんの学生が自分の『やりたいこと』をこの就職活動という短期間で見つけようと、自分にとってのエベレストを探そうと、無理をしてしまっています。『やりたいこと』はそんなに簡単に見つかるでしょうか??

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『世界中の貧困層の人たちをインフラ面から支援したいので、商社に入りたい。』本気ですか??

 

これは誰もが思うことだと思います。もちろん支援出来るならしたい。でも人生をかけて、『あなた』が、貧困層を救いたいと想うWhyはあるのでしょうか?自分の原体験で、心から貧困層の人をどんなことをしてでも助けたいのであれば、そこに向かって突き進めばいいと思います。表面的に無理やり思いこんでいるのであれば、それはいらないと思います。それよりも自分の価値観に素直に向き合いましょう。どんな場面が自分のとってHappyだったのか。記録を更新したとき?皆と一緒に大会で優勝したとき?自分がスタメンになれたとき?なんでもいいと思います。自分が嬉しいと思う瞬間を思い出し、どんな場面に再び巡り合いたいのか。どんな仲間と共に目標を目指したいのか?どんな環境であれば自分が本当にやりがいを感じるのか?そういった経験から推測していきましょう。きっとあるはずです。

 

そしてもう一つ、自分の『できること』を意識しましょう。個人でひたすら目標を設定して、独力で成し遂げる力?周囲と協力しあって、役割を分担をして進める力?はたまた。自分の組織貢献の仕方や目標達成へのアプローチの仕方を振り返ってみましょう。自分らしさの理解です。それを持って企業の方と話をすれば、どういった働き方がマッチするのか、アドバイスをくれるかと思います。仕事を知っていけば、自分でも推測できるようになってくると思います。出来ることを一つ一つ積み上げていけばいつかは本当にやりたいことに辿り着くかもしれません。自分を知り、自分らしく、就職活動をおこなって必ずエベレストの頂点、ないしはサハラ砂漠を乗り切ってください!

Criacao/丸山和大