ES・テスト対策

◆しっかりとした準備を

ここは準備が一番大事。テストはしっかりと勉強を、ESはしっかりと自己分析に基づき相手に正しく伝える工夫を。

テストに関してはSPIを中心として商社であれば英語テスト等業界ごとの特性を事前に情報収集し、 それに合わせた勉強をする必要があります。テストで通らなければ元も子もありません。

ESに関しては、何万枚もあるESの中から相手に「お、この子は会ってみたいな!」と思わせる工夫をしてください。 「僕はリーダーシップがあり、コミュニケーション能力があります。僕のリーダーシップとは周囲に対して自らがまずは模範となって取り組み、 それによって周囲についてきてもらうことでチームをまとめることができます。」と書いている子と、 「僕は大学の部活でキャプテンをしていて部活の2時間前にはいつもグランドでランニング3kmとストレッチをして、 部員が来たときには必ず全員とあいさつをすることを心掛け結果100名の部員とともに日本一を勝ち得ることが出来ました。」 という2名がいたときにどちらと会いたいですか? 答えは明確だと思います。
抽象的な言葉は相手が読み取るもので、具体的な行動によって抽象的な言葉を読み取ってもらいましょう。 そのほかにもポイントはたくさんあるので、追って詳細伝えていきます。

◆ESの失敗パターン

【自己PRとの志望動機のつながりが見えない】
これは決定的に自己分析の欠如から来ているものです。たくさんの学生と面談させてもらい感じることは、志望動機が一人歩きしていることです。ここで分かりやすく例をあげましょう。

商社の志望動機として、『過去の自分の海外経験において、貧困国で食べ物も十分に食べられずにいる子供を見て、日本の豊かな食生活を世界中に広めたいと心から思っています。』ということがあるとしましょう。これはESに書くべき志望動機でしょうか??結論から言うと、企業を志望する個人的な理由にはなっても、決して企業が求めている志望動機ではない、ということです。ここで企業側の担当者としての視点に切り替えてみましょう。この志望動機は学生が企業を志望する理由にはなっても、企業が学生を採用したいと思う理由にはならないという致命的な欠点があるのです。

この例文の中に、何一つ自分が行動を起こしてこの問題を解決するために貢献している様子がないのです。サッカーで例えると、プロサッカーチームに自分を売り込みに来た選手が『僕はメッシのプレーが大好きで、バルセロナでメッシのプレーをみたことがきっかけでバルセロナに入りたいと思っています。』というようなものです。

普通なら『僕はメッシのプレーが好きで、練習を重ね、今では日本の大学生の中では誰にも負けないドリブルを身につけ、大学選手権でドリブルを武器に得点王になり、この力を使ってバルセロナに入り、メッシの代わりになって世の中に感動を与えたいのです。』と言いますよね。これが正しい志望動機だと思います。

この志望動機であればチーム側にも選手としてとるメリットが発生しますね。要するに自分があって、志望動機が存在するのであって、志望動機だけが存在することは決してありえないということです。過去の自分の能力が企業にどう活きる、だから志望する。この流れを決して忘れないでください。さあ自分のESを見直し、志望動機が本当に相手目線になっているか、本当の自分が出ているか、確認しましょう。

【相手の会社の仕事内容の説明に終始しているパターン】
例えば商社の志望動機で、
例:『商社は海外にある資源や原料を、日本や他国の自国生産のできない国にトレードによって調達することを行っており、そうした世の中の負を解決できる側面にやりがいを感じる。』商社の仕事をそのまま説明することは究極意味がありません。志望動機で記載すべきは、自分目線での企業への貢献の可能性を記載すべきなのです。

上記例を分かりやすく自分目線に変えると、(下記例はあえて抽象的な内容で書きますので、直接の参考にはなりませんのでご注意を。)
例:『サークルの代表としてあらゆる人の強みを引き出し、自分は行動で皆を巻き込みチームを一つにまとめた経験から、商社において明確な一つの目標に向けて、あらゆるお客様を巻き込みながら価値提供を行っていきたい。』このように記載すると、商社の仕事の定義が、自分軸での定義となり、企業側からすると、その人がどうやって自社に貢献してもらえるのかイメージしやすくなりますよね?

要するに答えは自分の中にしかありませんし、志望動機は人によって変わるべきものなのです。企業に合わせすぎた志望動機を書くのではなく、あくまで自分目線での志望動機を作ってください。