業界理解 ~総合商社~

クリアソン卓間(総合商社出身)による業界理解

クリアソンが皆さんにお伝えしている就職活動のステップは

1.自己分析

2.業界理解

3.選考

となっており、特に自己分析の重要さをお伝えしていますが、

最近、業界理解の進め方が分からないという声もよく聞きます。

そこで、クリアソンなりの業界理解もこのサイトでお伝えしていきたいと思います。

まず第一回は得意分野の総合商社。よく、「英語力が必要なんですか?」とか

「海外経験が必要ですか?」と聞かれます。

もちろんあるに越したことはないですが、前提として必要な力は

「利害調整能力」と「市場全体を見る力」になると思います。

これはそもそも商社の成り立ちを辿れば見えてきます。

戦後、発展するためには資源が必要でしたが、日本には資源が少なく、

海外から調達しなければなりませんでした。

しかし、日本には英語人材が少なかったため商社が調達機能を担っており、

例えば小麦であれば、「小麦を高く売りたい人」と「小麦を安く買いたい人」が存在し

両社の利害調整をする必要がありました。

また、そもそも小麦を必要としている企業を見つけなければ調達

(トレーディング)の仕事は成り立たず、市場を深く理解していなければならないですし、

メーカーも調達機能を備え始めてからは、事業投資というかたちで

川上から川下までオーガナイズしていますが、こちらも市場を理解していないと投資はできません。

以上より、これらの「利害調整能力」や「市場全体を見る力」が前提として必要で、

英語能力や海外経験は+αであればベターなのだと思います。

そもそも何でこの業界や企業って存在しているんだろう?

という視点を持つと新たな発見があるかもしれません。

また、体育会の部活でいえば、どういう場面だろうか?と考えるクセを付けると部活に

活かせることも見つかるかもしれませんね!

あくまで一つの考え方なので、もっと良い業界理解の方法があれば教えてください。

また、クリアソン流の業界理解の仕方で分析して欲しい業界があればご連絡下さい。

※上記はあくまでクリアソンの解釈となります。