-内定者インタビュー-
田中太郎 さん
大手総合商社(早稲田大学ア式蹴球部 新人監督)

田中太郎さん 早稲田大学ア式蹴球部 新人監督

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Q.内定先

大手総合商社
「チームと個人に寄り添い、本気で考え取り組んだ先に!」
Criacao CareerインタビューVol.3として、Vol.2に引き続き体育会の部活動を継続しながら就職活動を行った田中太郎さんに、大学での部活動そして就職活動を終えて感じたことや今思うことを聞きました。

Q.3年半のア式での活動で一番うれしかったことは?

4年生の時に関東リーグ前期の早慶戦で勝利したこと。第8節の早慶戦を迎えるまで12チーム中最下位に沈んでおり、今まで感じたことのないプレッシャーの中で迎えた一戦だった。その分、勝利の喜びや安堵感は特別なものだった。試合中は心身ともに疲労が激しく、特に後半ラストに怒涛の攻撃をされた時は本気で失神しそうになっていた(笑)

Q.3年半のア式の活動で一番つらかったこと

4年になってからの一日一日。常にチーム単位で物事を考え続けなければならないこと、またその中で個人としても結果を求められることはかなりのプレッシャー。3年時には手術してサッカーができなかった時期も辛かったが、精神的には今の一日一日の方がとてもハード。

Q.新人監督を務めた理由は?

理由としては大きく2点

役職に就き、チームを引っ張るような立場にあると感じていたため。
自分に対するこだわりは以前から強かったが、それを仲間やチームに対して考えを働かせられるようになりたかったから。

Q.どんな組織でありたいと思っているか?

一人一人がリーダーシップを持っている組織。また、常に互いを尊敬できる組織。

Q.新人監督として、取り組んでいることや意識していること

主な取り組みとしては入部の際のセレクションの実施やチームの風紀統括。しかし具体的な仕事が決まっていないため、チームや個人の雰囲気次第で様々な活動を行う。意識していることは、部員一人一人に個性や違いがあるため同じシチュエーションでも指導方法やコミュニケーション方法を変えるようにしていること。相手が本当に成長するためにはどんな方法が一番良いのかを常に頭に置いて考えている。

Q.最高学年として困っていることや困ったことは?またどうやって乗り越えたか?

冒頭にも記述した通り、チームと自分個人に対するコミットのバランス。どちらもおろそかにすることはできず、毎日プレッシャーを感じながら生活している。ただ、こうした環境は後輩たちの突き上げや同期の頑張り、周りからの期待を直接的に感じることができるようになった最高学年特有の有難いものだと痛感している。ちなみに現役の間は乗り越えることはできないのでは、と薄々感じている。

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Q.ア式での活動を通して成長したと感じること?

正直今の段階ではわからない。しかし、ピッチ内外問わず他では絶対にできないようなことを経験させてもらっており、間違いなく自分の財産にはなっていると思う。

Q.なぜ、プロ選手ではなく企業への就職を選んだのか?

大学2、3年時の怪我の影響で自分のイメージ通りに体が動かなくなったから。また、プロに行くのが目標ならそれでもいいが、最終的に活躍できなければ食べていけない厳しい世界だと先輩の姿を見て感じ、正直自分はそのレベルにないと思ったから。その反面、甘い考えになるかもしれないが、企業であればこれまで部活動で培ってきた内面的な能力が活かし、活躍することも可能だろうと考えた。

Q.就職活動をどのように行ってきた?

自己分析を中心に行った。就活解禁してから2か月は週に3人以上OB訪問をしていたが、自分の考えが定まっていない中でいくらOBの方から話を聞いてもあまり身にならないと感じ、それからは徹底的に自己分析に時間を割いた。その後、企業のわからない点などを改めて聞きに行った。そしてどんなOBの方からも筆記対策だけはやっておけと言われており、これでもかというほど対策をした結果、筆記試験で落とされることは一度もなかった。また、とても不安症であること、本を読むのが好きな性格もあって就活やキャリアに関する本を読み漁った。 (20冊以上?)

Q.企業選びの軸は?

  1. 世界一に挑戦できる環境があること
  2. チームで挑戦できること
  3. 幅広い事業フィールドを持っていること

Q.就職活動を通じて成長したことは?

思考力は少し成長できたのではないかと思っている。今まで自分に対して触れたくない部分や複雑すぎて考えることが面倒だった部分に対しても思考を止めず、考え抜くことを意識して取り組んだ。

Q.就職活動がスポーツに活きることはあると思う?

思う。自分のスポーツに対する向き合い方を整理できる点といいリフレッシュになる点。前者については、就職をするということは今まで身を置いていた競技生活から退くことになるためとても重要な部分だと思っている。そうした終わりが見えてから、初めて自分はサッカーに対して「楽しいから」「勝ちたいから」といった理由だけでなく、「なぜ勝たなければならないのか」「何のためにピッチに立つのか」を考えるようになった。

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Q.CriacaoCareer(CC)のセミナーに参加して感じたことは?

最終的にどんなキャリアを選択したとしても、スポーツで培ってきた自分の幹の部分はとても貴重なものであるということ。また、自分がクリアソンのセミナーに参加して最も良かったと思ったのは、純粋に尊敬できる社会人の方に数多く出会えたこと。本気でスポーツやビジネスについて考え、尚かつユーモアの効いた方々と話す機会はサッカーをしている時間にも負けないくらい楽しく、刺激的だった。

Q.これから、部活と就活に取り組む後輩に向けてメッセージをお願いします

まず部活に対して就活を言い訳にしないこと。これには賛否両論あるだろうが、今までお世話になってきたサッカーに対して適当に向き合うことだけはしたくなかったし、してほしくないと個人的には思っている。自分は「関東リーグ優勝できるなら喜んで就活留年する」という考えを前提に就職活動を行っていた。しかし、部活と就活の両立は案外できると思っている。1日を振り返れば割と体が自由な時間はあり、特に自分は部活に対してかなり考えることが多かったのでその息抜きに就活をやる、という気持ちで就活を行っていた。

Q.リーグ優勝にむけての意気込み

何が何でも優勝します。
※19年ぶり26度目の関東リーグ優勝!!おめでとうございます。